20℃-65%、23℃-50%を中心に、精密測定環境を最もローランニングコストで実現するのが、このシリーズです。 |
ご希望の温湿度条件を絞り込むことによって 最も効率的でローコストな恒温恒湿室をご提案いたします。 |
S : スタンダードな露点飽和方式を採用。 | |
「空気線図」をご存知でしょうか 「空気線図」とは、各温度の空気1kgが何kgの水分を持つことができるかを示した図です。例えば左図、23℃の空気は相対湿度100%の時に0.0178kg、50%の時に0.0087kgの水分を持っています。 また同時に0.0087kgの水分量とは、11.7℃の空気の100%水分量と同じであることもわかります。この原理を用い、まず所定温度まで冷却した水を空気に散水することにより、 11.7℃-100%の飽和空気を空調機内に作り出します。その空気をヒーターで23℃まで加熱することにより、室内への吹出口で23℃-50%の安定した空気を得ることができるのです。 奥野式露点飽和方式は「水」と「空気」が持つ普遍的な関係を最大限に活かしたシステムということができます。 |