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2009年10月08日
ニュース・リリース.ONR-2009.10.08)
09年9月22日、鳩山由紀夫首相が国連気候変動サミットで演説し、「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意」を前提として温室効果ガスの排出量を「1990年比で言えば2020年までに25%削減を目指します」と国際社会に約束しました。
このことは、特に海外からの賛辞を浴びる一方、国内では産業界の一部が削減数字に強い懸念を表明するなど、その達成は容易ではございません。しかし、各国の政府・企業・個人が緊急に取り組むべき課題であることは共通認識です。
また、昨今のクリーンルームは、『的確なクリーン度』に加えてルーム内の温度・湿度のコントロールが要求されるようになりました。
その理由は、更なる品質や歩留まりの向上に加えて、作業環境の改善をも目指すことのようです。
ところで、既設のクリーンルームに温湿度コントロールという機能を追加することは温室効果ガス放出の増大につながり、削減という動向に相反するものです。
そこで、奥野技術研究所は創業40周年の節目である08年6月に「低炭素宣言」し、創業以来蓄積された露点飽和方式のノウ・ハウを活かし、クリーンルームの恒温・恒湿化と温室効果ガス削減(当社内比較で40%のCO2削減)という、ユーザー様の矛盾する新たなニーズにお応えしております。
今般、株式会社電子ジャーナル様が『2009グリーン電子デバイス工場(DVD版)』をリリースされるにあたり、「奥野技術研究所のクリーンルームは、なぜ矛盾を解決できるのか?」解説を求められました。添付のPDFをご清覧いただき、ご確認願いたくたくご案内申し上げます。